ニーズとデマンドの違いは知っておいた方が良い!

ケアマネとしてちゃんとニーズで動いてますか?デマンドを叶えようとしていませんか?

カイゾウ/在宅ケアマネジャー

2021/9/24

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は「ニーズ」と「デマンド」の違いを正しく理解して、利用者の支援にしっかりと活かしましょうというテーマで書いていきたいと思います。※3分程度で読める記事です。
私の認識を軸に書いていくので、もし「違うよ」と思ったら是非コメント頂けると私の勉強にも繋がるのでとても嬉しいです。
ニーズとデマンドという意識をもって利用者・家族の話を聴いていると「これは確かなニーズだから少し大変でもしっかりと調整しよう」とか「これはこの人のデマンドでしかないから上手く話をして介護保険ではフォローが難しいことを伝えよう」などと考えながら面談できるようになります。
では前置きも短めに。はじまりじまり~!!

ニーズとデマンド


ニーズもデマンドもどちらも「必要性、欲求」などと日本語訳で訳される英単語です。しかし、介護用語として用いられる場合は各々大きな意味の違いがあります。

「ニーズ」=満たされなければ生活が成り立たないもの。必要な要望。

「デマンド」=なくても生活に支障がないもの。こうして欲しいと思うこと。

要するに、生活に絶対に必要なのか、あってもなくても生活には問題ないけどあったら良いと思うものかの違いです。
難しいのは「全員共通」ではないこと。傍から見たらデマンドでしかないけど、当事者から見たらニーズになるものも少なからずあります。そのような場合は初めから否定するのではなく、「なぜ」を深掘りして本人の隠されたニーズを探る必要があると思います。
もう少し具体例を出して考えてみましょう。

ニーズとデマンドの具体例


今回は福祉用具を含めた具体例にします。福祉用具は明確にニーズとデマンドが見えるので…。
例えば「大腿骨を骨折してから、関節の可動域制限があり一人では起き上がりも立ち上がりも出来ないので電動ベッドが使いたい」はニーズになりますが、「ベッドで横になっている時に物を置く場所がないのでサイドテーブルを借りたい」はデマンドになります。
ケアマネの皆様…結構福祉用具のモニタリング漏れていませんか?しっかりとニーズによるレンタルになっていますか?
個人的には福祉用具は結構な確率でニーズとデマンドがごちゃごちゃになっているように感じています。
特にリハビリ専門職の方もこの点はしっかり考えた方が良いと思っています。退院支援に関わらせて頂くと結構な頻度で「その福祉用具いりますか??」と思う提案をしてくるPT・OTも少なくありません。

私の個人的な考え方


ニーズとデマンドの違いを知ることは「御用聞きケアマネ」になるかならないかにも大きく関わってくると思っています。
デマンドを介護保険サービスでどうにかしようとしても基本的にはどうにもなりません。だからと言ってお金を掛けずに何とかしようとすれば、自ずとケアマネ自ら動くことになったり利用者に振り回されることにも繋がります。
まずは利用者の話をしっかりと聴き、その方にとってその「要望」は生活に必要不可欠なのかを考える。その上でデマンドだったとしてもそれを「わがまま」などと否定せずに、その人にとってはニーズになっているのかもしれないとより深く考える。
ここでも結果として「考える」ことが重要なのだと思います。
独居の方であれば、尚更ニーズとデマンドは把握しておく必要があると思います。そして、デマンドであったとしてもそれを叶える方法を模索する。代わりにケアマネが全て行うのは完全NGです。あなたの次のケアマネがそれをしてくれなければその利用者はどうなりますか?
しっかりと利用者の先々も見通して支援することが私の考える「ケアマネジメント」です。1点だけを視るのではなく、俯瞰して考える。ニーズとデマンドも俯瞰して考える為の考え方の一つとして捉えて頂けると良いのかもしれません。
今日はこの辺で!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。今日はこの辺で。
ではまた!!!カイゾウでした!!!

さいごに

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