その調整は誰の為??

その調整は誰の為??

noteに書いた過去記事をリライトしました。

2021/11/26

どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は過去noteで書いた記事をリライトしてお届けしたいと思います。
心からお伝えしたいことって1回では伝わりきらないんです。だから本当に伝えたいことは「もう聞き飽きたよ」と思われるほどに書き続けたい。
そんな記事がnoteで過去に書いた中にいくつもあるので、今後は不定期にnote記事のリライトもしていこうと思います。
そんなこんなで今回もケアマネジャー(以下:ケアマネ)に向けた記事です。もちろん他の職種の方にも参考になると思いますので、是非最後まで読んで頂けると嬉しいです。
では本題です。
「それって本当に利用者の為の調整なの?」という内容で書いてみたいと思います。
私はケアマネとして毎日利用者のサービス調整を行っています。※今はお休み中だよ(笑)
常に利用者にとって有益となるように考えているので基本的には利用者本位。営業時間内であれば利用者の都合優先で時間を工面しますし、電話を掛ける時間帯やサービス調整に対しても全て「利用者にとってどうなのか?」を第一に考えて行動します。
でも、ふと周りを見渡した時に「それってどうなの?」と思うことがあります。
「それは利用者都合なの?自分都合なの?」と思う関わりをしているケアマネを見た時。
今日は「こんなケアマネは自分都合で行動してるよ」という内容を3つご紹介したいと思います。
でははじまりじまり~!!

①その立て続けの電話は本当に利用者の為??


利用者が電話に出ないとやたらと続けて電話を掛け続けるケアマネがいます。
「あれ~居ない~。どうしてだろうな~」とかブツブツ言いながら…。そりゃ利用者だって出掛けることもあるし、電話に出られない都合があるのでしょう。
それなのに1時間に3~4回など電話を掛けているケアマネもいたりします。
私はそんな時ツッコまずにはいられない質なので「急ぎの調整?」と聞くと「イヤ。別にそういう訳では…」と…。
マンガであれば私の額には大きな血管が浮かび上がっていたでしょう。
それをグッと堪え「それなら少し待ってみたら。別に今日でなくても良いでしょ?」と声を掛け大きく深呼吸をします。
電話を連続で掛けるケアマネの心理として、確実に読み取れるのは早く電話で要件を伝えて「解放されたい」という気持ちです。

②サービス事業所からの意見だけで行動してない??


これは特に訪問看護や訪問リハビリなど医療系サービスから連絡がきた時にありがちだなと傍から見ていて思うことです。
訪問看護師などから利用者の件で連絡がきた時。「鵜呑み」にして言われたままに利用者・家族に電話をするケアマネがいます。
でも、それは本当に利用者の為?
言うなれば「看護師視点」でしか見えていない状態。肝心の「利用者視点」の解釈に換えて利用者に伝えているのか疑問になります。
特に医療に対して苦手意識のあるケアマネはそのような対応を取りがち。医療系サービスは我々介護系資格の上位でもなんでもありません。
あくまで「専門職」であって「視点の一つ」でかないことを理解しましょう。
これも「医療職からの圧力怖い。早く解放されたい」という気持ちでないかと推測します。

③いつになったら電話するの??


①とは真逆のことを言っていますが、これも実際に利用者のことを考えていないと思います。
とあるケアマネに言われたことで驚いたことが元ネタです。
「カイゾウさんは外出から戻ったらすぐに電話していますね。私には出来ない」と…。はっ???という気持ちでしたが、そのケアマネ曰く。
「事務所に戻ったら一息つきたい…」
「そんなのはお前の都合であって、電話を掛けてきてくださった方を待たせする理由には微塵もならない!!」と心底思いました。
その後そのケアマネを見ていると、確かに外出から戻ってからすぐに電話をすることは皆無。何やら事務処理を始めてみたり、時に悠長にコーヒーを入れ始める始末…。
これ以上書くと愚痴になりそうなので控えますが、この深層心理は「外出し利用者などと面談し疲れたのでその解放感に浸りたい」だと思います。

裏のテーマは「解放」です。


ここまで読んでくださった鋭い方にはお分かりかと思いますが、今日の裏テーマは「解放」でした。
ケアマネは日々強いストレスにさらされることも少なくありません。そのストレスから「解放されたい」という気持ちはとても良く分かります。

しかし、それが我々の「仕事」です。

「解放される」のは業務が終わってからで十分。少なくとも業務時間内は如何に利用者の為に何が出来るかを常に考えているくらいで丁度良いと私は思います。
「自分の心地よさ」に浸るのではなく、自分の限界値を引き上げる努力をし続けることで基準値が上がり気づかぬうちにレベルが上がると私は思います。
「私はそうは思わない」という意見もあって全然かまいません。むしろ大歓迎!
しかし「なぜそう思わないのか?」は明確に答えられるほどに考えた上で初めて「意見」になることをお忘れなく。
今日は少し厳しいことを書きましたが、これも一つの考え方として参考になればと思います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。今日はこの辺で。
ではまた!!!カイゾウでした!!!

さいごに

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