どーもカイゾウ(@kaizo777)です。
今回は現場サイドから感じる「高所得者の介護保険料引き上げ」について書いてみたいと思います。
令和4年10月から医療費の改正もありました。
実際医療費の自己負担が2割以上になった方も私の担当させて頂いている方にチラホラ見受けられています。
75歳以上で一定以上の所得のある方(課税所得が28万円以上かつ「年金収入+その他の合計所得金額」が単身世帯の場合200万円以上、複数世帯の場合合計320万円以上の方)がそれだけいたということです。
ここからはケアマネジャー(以下:ケアマネ)として担当させて頂いている方たちの「(医療・介護の)利用控え」について考えてみたいと思います。
実際医療費の自己負担が上がったからと言って、利用者が定期受診等を止めることはありません。
しかし、介護の場合はどうなのか??
私は不安に感じている点があります。
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目次
- 医療の利用控えは見受けられないけど…
- 介護サービスの必要性を伝える為には
- 「予防」の考え方の理解を得るには?
※3分ほどで読める記事です。
医療の利用控えは見受けられないけど…
「最近医療費が上がったから大変」と話す利用者は増えてきました。
だからと言って、定期受診を控えることはしませんし出来ません。
服薬を定期的に飲まれている方はしっかりと処方して貰い持ち帰ってきます。
例え医療費が2割になろうとも、自分の命を繋ぐために必要なことなので定期受診を突然止めてしまう人はまずいないと思います。
受診回数についてはあくまで医師の指示に従う形がほとんど。
利用者(患者)自ら「2カ月1回にしてください」と申し出る方も少ないと思います。
もちろん定期受診だけではなく、身体の痛みに対しての受診もそうです。
総じて「痛み」に対しては「楽になりたい」からこそ受診を止める人はいないと思います。
医療費は2割になろうが、受診を控える人はいても止める人はいません。